住宅の不同沈下・地盤改良、自然災害による住宅被害の復旧工事等、住宅の基礎地盤の全てのご相談に応じます。WASC(ワスク)は住宅の基礎と地盤の専門会社です。

そこに住む人を守りたい

基礎塾

現在発生している新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、
開催を熟慮した上で先日開催のご案内をお送りさせて頂きましたが、
その後の更なる感染拡大状況並びに緊急事態宣言の発令を受けまして、
健康と安全を考慮致しました結果、今年度基礎塾の一部講座(5・6月)の中止を決定いたしました。

今後の状況次第では9月以降の講座についても 急遽中止または延期をさせて頂く可能性もございますので、その際には、後日改めてご案内させて頂きます。

何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

今日からすぐ役立つ住宅地盤行学実践道場

基礎塾のご案内

専門家コース
実践的な住宅基礎地盤を分かり易く学べるのはWASC基礎塾だけ
すでに1,100名を超える卒業生が活躍されています。
 

30数年前は地盤調査も地盤補強もあまりなされていませんでしたので、多くの住宅が不同沈下しました。
その後の阪神大震災以降、地盤調査は当たり前となり、地盤補強も多く実施されてきました。
しかし2011年の東日本大震災では、近年建築された建物の上屋の被災は比較的少なく、敷地の沈下変形による被災が顕著でした。
このことは住宅の地盤に生きる我々にとっての大きな課題です。
基礎塾は長期(常時)と共に短期(自然災害時)をも視野にいれて、そこに住む人々に長く安心して住んでいただくための地盤技術者育成の勉強の場,実践道場を目指しています。
近年は戸建て地盤の専門書も増えてきましたが、
基礎塾は、文献に記載されていることを繰り返し説明するのではなく、
長年の実務からの成功、失敗の経験を元に、分かり易く、すぐ役立ち、
かつ関わる者の心に問いかける実践道場、これが基礎塾です。

インフォメーション

平素は大変お世話になり誠にありがとうございます。
弊社は本年4月で創業から丸15年となりますが、創業当初から開催している基礎塾は、昨年までの全14回で延べ1,100名を超える方々に受講して頂きました。ここに至れましたのは、皆様方からのご支援並びにご指導の賜物であり、深く感謝申し上げます。


[本年度の基礎塾について]

  • 今年限定の特別スケジュールで開催します
  • 新型コロナウイルスの状況次第では延期・中止の可能性があります
  • オリンピック・パラリンピックの開催を前提に日程を決定しました
  • オリンピック・パラリンピックの1年程度延期が発表されましたが、予定通りの日程で開催します
今年度の基礎塾は特別短縮スケジュールで開催
今年度基礎塾は、 7月下旬から東京オリンピック・パラリンピックが開催される為、大会期間を避けたスケジュールで開催を検討して参りましたが、その様な状況で政府から新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的としたイベント等の自粛要請が出されました。 
今後の状況が全く読めない中、今年度基礎塾を開催して良いものかと思索しました結果、例年より開始を一ヶ月延期しまして5月から開講し、期間短縮及び内容を大幅に改編した今年度限定の特別短縮スケジュールで計画を練り直しました。ただし、今後の感染拡大状況次第では、急遽中止または延期をさせて頂く可能性もございますので、ご理解ご了承くださいます様お願い致します。
今年度の基礎塾記念講演会は・・・

例年通りのスケジュールであれば、基礎塾最終回は著名な先生による記念講演会を開催して参りました。しかし、今年度は特別短縮スケジュールであり、また状況が不確定でご講演をお願いする事による先生へのご迷惑を考え、塾長自らがお話しさせて頂く事と致しました。

演題 『この道一筋、愚直に50年~住宅基礎・地盤の変遷と今後の課題~』 地盤・基礎に起因する住宅のあらゆる被害一筋に関わってきた本人が、その取り組みを振り返り、住宅地盤及び基礎の問題点並びに今後の課題を語ります。

平時の不同沈下防止は当然
2月26日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系列)に「傾き住宅評論家」として出演し、一般の方に分かりやすく不同沈下の気付き方等についてお話ししました。一般の方々にも住宅の傾き(=不同沈下)の関心が高まりつつあるのかと感じます。
  • 平時の不同沈下防止もまだまだ完璧ではない
  • その原因の大部分は「盛土」及び「空隙(≒空気)」への無関心
  • 地盤調査から算出される 「地盤の支持力度」の不足によるものは少数
  • 地盤の支持力度や沈下量算定式は、「飽和土(空気を含まない土)」に適用出来るものであり、空隙が多い盛土地盤には適用不可

今年度も、事故事例を基に盛土を中心とした平時の不同沈下防止について、初心者から実務者まで分かりやすく解説します。

頻発する自然災害から住む人を守る地盤対策
昨今の自然災害の常態化による住宅並びに宅地の被害を目にし、個人が各々に減災対策を講じるべき時期に至っているとの思いから「宅地の減災・共生研究会」の活動を開始しました。
  • 住宅関係者の間からは、「自然災害は免責」との声を聞く事がる
  • 現行の建築基準法の原則ではその通り
  • 震や豪雨等の自然災害により宅地の流失や崩壊等の被害が発生した場合には、オーナーの自己負担で修復しなければならない

被災地では被災建物にフォーカスされがちですが、それらの中で被害が小さい建物や無かった建物もあります。これは地の利の効用や平時の地盤補強方法の相違や有無による結果です。 新築時の減災・防災の備えが、被災後の物理的・経済的負担を軽減することが可能であることを解説します。

大阪、東京の2会場で開催します。

第15回基礎塾を次の通り開催します。

開催場所・期間・時間

会場 内容 開催期間 会場となる
施設名※1
最寄駅 時間※2
大阪 通常講座 2020年
5~6月
9~11月
各月1回 全5回
【座学】
①茨木市福祉文化会館
②茨木市市民総合センター 
【実演】
①WASC彩都試験場
②大阪府門真市
JR東海道線
茨木駅
【実演無しの時】
[座学]10:00~12:00→昼食→
[座学]13:00~16:30
【実演有りの時】
[見学※]10:00~12:00→昼食→
[座学]13:00~16:30
※施工実演有りの場合も、会場に全員集合しバスで移動します
東京 【座学】
戸田市新曽南多世代交流館「さくらパル」
【実演】
積和建設東東京
JR埼京線
戸田公園駅
【実演無しの時】
[座学]10:00~12:00→昼食→
[座学]13:00~16:30
【実演有りの時】
[見学※]10:00~11:00→移動・昼食→
[座学]12:30~16:00
※施工実演有りの場合は、実演会場に各自で直接お越しください

 

会場 内容 開催期間 会場となる
施設名
最寄駅 時間※2
大阪 修了式・
記念講演会
2020年12月中旬 新大阪駅近辺
(予定)
各線
新大阪駅
[修了式受付]12:45~13:15
[修了式]13:15~13:45
[休憩・記念講演会受付]13:45~14:00
[記念講演会]14:00~16:00
東京 2020年12月下旬 新宿駅近辺
(予定)
各線
新宿駅

※1 会場は予約の都合上、変更する可能性があります
※2 天候や講座内容により変更の可能性があります

講座内容

新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、5月・6月講座の中止を決定いたしました。
会場と日程 講座
※講座の進行状況により、繰り上げの可能性があります
大阪 東京
5月20日 (水)
中止
5月27日(水)
中止

講座名

不同沈下とは

担当

高森洋・高森剛

講座内容

  1. ■午前・午後〈座学〉〈実演無し〉

    ・不同沈下の実態と対策

    ①開講のご挨拶・確認試験
    ②不同沈下の大きな原因と今後必要な考え方とは?
    ③30年以上にわたって変わらない平時の不同沈下の元凶とは!?
    ④近年の大規模自然災害により、平時の不同沈下被害数十年分の宅地被害が一気に発生している!?
  2. ・宅地の見方と地盤調査

    ①地盤調査は機械調査だけではない!? 資料調査の重要性を解説!
    ②盛土の有無を確認するには!?
    ③盛土(人工地盤)と地山(自然地盤)の違いとは!?
    ④制度を高めるSWS試験の心得とは!?
    ⑤地盤推定断面図を描いてみよう!
    ⑥調査結果だけでは見えてこない自沈がある!?
6月10日(水)
中止
6月下旬
(予定)
中止

講座名

平時の不同沈下防止
・表土を固めて支持/表層改良・版築・土のう

担当

高森洋

講座内容

  1. ■午前・午後〈座学〉〈実演無し〉
    ①表土を固めた地盤とは!?
    ②「表層改良」「版築」「土のう」それぞれの考え方
    ③版築と表層改良の強度を比較すると!?
    ④自然災害時には、どのような効果があるのか!?
    ⑤西日本豪雨被災地で発見した表層改良
    ※5月の講座内容を一部後ろ倒し予定
    ※9月の講座内容を一部前倒し予定
東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う交通機関等の混乱が予想される為、7・8月は休講いたします
9月上旬
(予定)
9月中旬
(予定)

講座名

平時の不同沈下防止/深部の硬い地盤で支持
・柱状改良/ 柱状改良鋼管杭

担当

高森洋

講座内容

  1. ■午前〈実演〉
    柱状改良工法・タイガーパイル・PPG工法・Tr-Wing工法・Tr-PC塀/全て(株)トラバース
    ■午後〈座学〉
    ゲスト講師:(株)トラバース 代表取締役 佐藤克彦氏
    ①柱状改良
        □ 品質管理が難しい工法(全品質現場実現工法)
        □ 改良体が膨張する!?
        □ 自然災害時の効果は!?
    ②小口径鋼管杭
        □ 鋼管杭が柱状改良と大きく異なる能力とは!?
        □ 鋼管杭の命は先端地盤と継手!?
        □ 平時のみならず、自然災害時に効果を発揮する鋼管杭!?
10月上旬
(予定)
10月下旬
(予定)

講座名

自然災害からの減災
・地震や豪雨時の自然災害対策① ー傾斜地での減災ー

担当

高森洋

講座内容

  1. ■午前・午後〈座学〉
    ①傾斜地で発生した過去の被災状況
    ②石垣・擁壁の基本と歴史
    ③崩れた斜面と擁壁・石垣から見えてくるものとは!?
    ④既存不適格擁壁は崩れる!?
    ⑤新築時の地盤補強で地震や豪雨から減災できる!?
    ⑥クイットメル工法の意味と効果
    ※11月の講座内容を一部前倒し予定
11月上旬
(予定)
11月中旬
(予定)

講座名

自然災害からの減災
・地震や豪雨時の自然災害対策②ー平坦地での減災ー

担当

高森剛

講座内容

  1. ■午前〈実演〉
    ハイスピード(350)工法/ハイスピードコーポレーション(株)
    ■午後〈座学〉
    ゲスト講師:ハイスピードコーポレーション(株)代表取締役 堀田誠氏
    ①液状化
        □ 液状化する地盤・液状化した地盤とは!?
        □ 液状化被災地での被災程度は予想可能か!?
        □ 地盤補強と被災程度・修復費用は比例しない!?
        □ 沈下修正の新機軸「モードセル工法」とは!?
    ②浸水・洗掘
        □ 外水氾濫と内水氾濫の違いは!?
        □ 河川堤防の越水と標高に関連性は!?
        □ 洗堀に耐えた地盤改良工法とは!?
    ③自然災害による被害は免責されるのか!?
    ④確認試験
12月上旬
(予定)
12月下旬
(予定)
修了式・記念講演会

■午後

①修了式/修了証及び表彰状授与
②記念講演会 高森洋 (株)WASC基礎地盤研究所
 「この道一筋、愚直に50年ー住宅基礎・地盤の変遷と今後の課題ー」
※開催日が「予定」の講座については、日程が決定次第受講生の皆様にご連絡いたします
※講座の内容は、変更・入れ替えの可能性があります
※大阪・東京何れの会場でも受講可能です
例年ですと4月から講座を開始しておりましたが、東京オリンピック・パラリンピックの開催に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、5月から開講としました。この為、通常の講座を大幅に改編した今年限定の特別スケジュールにて開催させて頂きます。なお、今後の状況次第では、急遽中止または延期をさせて頂く可能性もございます。

ゲスト講師の皆様

  • 9月

    ㈱トラバース
    代表取締役 佐藤克彦氏

    測量から始まり約40年を経て、自社開発・製作の部材や工法で住宅の地盤調査・補強工事数は国内NO.1を誇る業界のパイオニアに。
    地盤改良施工機まで自作するその考え方と、新工法「Tr-Wing工法」や「Tr-PC塀」の特徴や意義を語って頂きます。

  • 11月

    ハイスピードコーポレーション㈱
    代表取締役 堀田誠氏

    磁石パイルによる支持効果と間隙水圧の消散。セメントを使用しない地盤補強工法として、年々施工棟数を拡大中。
    残土問題などの従来工法の問題点を改良した新工法「HySPEED(350)工法」の特徴や普及状況を語って頂きます。

記念講演

  • 12月

    株式会社WASC基礎地盤研究所
    代表取締役 高森洋

    住宅の基礎工事の近代化、傾かせない地盤補強法、自然災害、裁判紛争等、地盤及び基礎に起因する住宅のあらゆる被害一筋に関わってきた本人が、その取り組みを振り返り、現在の住宅地盤及び基礎の問題点と今後の課題を語ります。

第14回基礎塾での施工実演の様子

地盤のいろはを学んで不同沈下防止を図るのではなく、 不同沈下事故の原因となった事を再発させない、これが基礎塾 しかし、まだまだ安心出来ないのが現状です

毎月の宿題で地盤沈下を分かり易く理解

締固めの違いによる硬さの違いを確認

空隙が多い地盤の沈下確認

受講費用

毎月の各講座は連動しており、一部の講座の受講では理解し辛いのが今までの実情です。全講座受講をお奨めしますが、一部講座の受講も可能です。

1:受講費用
詳しくは「受講費用一覧」をご覧ください。»受講費用一覧(PDF)へ
2:受講費用の割引特典
  • 今回初めての方
    下記のいずれかに該当の場合は、受講費用を講座毎に1,000円割引します。 但し、重複の割引はできません。
    (イ) 全講座受講のお申し込みを頂き、5月の初回講座までに全額をお振込み頂ける方
    (ロ) 次の何れかに該当する会社の社員
      ・WASCパイプフォームをお買上げ頂いている会社
      ・改良体の一軸圧縮試験をご用命頂いている会社
  • 再受講の方:半額とします。
  • 無料受講の特典
    受講費用を先にお振込みの方で、講座を欠席された場合には、翌年に限り欠席された講座については受講費用免除で受講可能です。昨年度講座を欠席された方で再受講をご希望の方も、受講申込書でお申し込みください。
    »受講申込書(PDF)

受講のお申し込みとお支払い

1:お申し込み方法
申込書にご記入のうえ、メールまたはFAXでお申し込みください。内容確認後に受付書を返信致します。
»受講申込書(PDF)
2:お支払い方法
受講費用のお支払いは下記の通りです。ご留意ください。
・初回講座前に全額お振込み頂く
・各講座毎に前日までにお振込み頂く
※途中で欠席された場合、原則として返金致しかねますが、代理受講は構いません。

著書の購入をお奨めします

下記の著書を基礎塾講座内での副教材として使用します。購入希望の方は受講申込書にその旨を記載してください。
  • ■PHP研究所刊「地盤と基礎100の疑問」 (1,257円/冊 税込)
  • ■講談社刊「地震に強い家にできる80の方法」 (1,430円/冊 税込)
    ※同時に2冊お買い求めの場合は、2,600円とさせて頂きます
    ※講座当日に受付で内容確認の上での購入も可能です(この場合は後日お振込みをお願い致します)
をお受けしています。
「基礎塾に参加したいが、大阪は遠いので…」、あるいは「このテーマだけ話して欲しい」などのご要望を沢山頂いておりますので、それにお応えして、ご希望の場所へ出向いて出張開催も致します。お気軽にお申し出ください。
皆様の地域の風土、地盤に合わせた内容で「あなたの街の基礎塾」で良い物造りを推進しましょう。

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